「寿司警察」というなんともおかしげなシステムが外国で問題になっている。日本政府は、正しい日本食の認定制度を設け、海外の日本食レストランの選別作業を行おうとしています。閉鎖的な国民である日本人は、なかなか海外に移民するケースが少なく、韓国人・中国人が外国で日本食レストランを経営することが多いのです。彼らは、日本食をそれぞれの持ち味を活かし、アレンジして日本食を昇華してレストランを経営しています。
ところがそれに正しい日本食ではないと異論を唱えたのが日本政府です。この背景には、日本食には日本の食材を使わなければならないという、奇妙な固定観念を理由にあげ、韓国人・中国人がこれまでに築き上げた外国での日本食の認知度を横取りしようとする悪意が感じられます。日本食レストランから日本人以外の外国人を排斥しようと考えられます。
もともとほとんどの日本食の起源を辿れば韓国や中国にいきつくわけなのですが、そういった歴史的背景を無視して外国人を差別して利益を独り占めしようとする強欲さを、同じ日本人と恥ずかしく感じます。
引用記事→
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2007/03/14/0200000000AKR20070314100100009.HTML